百合だのかんだの」はフジテレビ運営の「FOD PREMIUM」で配信されたオリジナルドラマです。

脚本はあの野島伸司さん!!世の中の問題を浮き彫りにするようなドラマの脚本家として、名をはせた方です。

 

今回はこのドラマのタイトルの意味などについて考えて行きたいと思います。

 

【百合だのかんだの】タイトルの意味や由来は? 

【百合だのかんだの】は配信ドラマとして制作されましたが、2019年7月に地上波放送されています。

 

【百合だのかんだの】原作や脚本は野島伸司さん

脚本は「野島伸司」さんです。アラフォー、アラフィフくらいだとピンとくる作品が多くあるのではないでしょうか!?

 

1992年には「愛という名のもとに」で、暴力、いじめ、障害者、自殺問題などを扱ったことを皮切りに、

1993年生徒と教師の禁断の恋と、父からの近親強姦を描いたショッキングな「高校教師」(のちに映画化)

1994年には安達祐実さんの名前が一気に知れ渡った、【同情するなら金をくれ!】という名台詞を残した「家なき子

 

これらの作品は社会的にも影響を与え、その作品のどれもが高視聴率をマークする一方で、親が子供に見せたくないドラマの常連でもありました。

社会にある問題を浮き彫りにするには、かなりの名手と言えるのではないのでしょうか。だからこそ、親が子供にその現実を知らなければ、知らないでいて欲しいという感情もあるのでしょう。

 

【百合だのかんだの】タイトルの意味や由来は?

「百合だのかんだの」の主人公は、ストーカー被害に悩まされる大学生の百合。そこで引っ越しをするために不動産を訪れますが、

そこで働いていたのが、元ジュニアアイドルだった海里でした。そして紹介された物件に住み始めた百合ですが、

 

なんと、お隣は海里。彼女はジュニアモデルで結構キワドイ仕事をしていたので、性に奔放であり、永久脱毛は当たり前!!

そんな彼女は【百合】だったのです。百合と百合。こんがらがりそうですが、主人公の百合の隣人は、「レズビア=百合」だったのです。

 

そのため、百合は海里の接し方に疑問を持ちながらも、彼女とのふれあいを素直に受け入れていくのです。

なので、「百合が百合(レズビアン)!?」と言った方が直接的な表現かもしれませんが、その中に男女交際もあったりかんだり

 

「百合だのかんだの」つまり、百合が百合になり、男女でもなんだかんだ。と言いたい気持ちが、一緒になって「百合だのかんだの」になったのでしょう。

 

【百合だのかんだの】元ネタやモデルはいるの? 

「百合だのかんだの」に元ネタになったモデルはいるのでしょうか!?

 

【百合だのかんだの】元ネタやモデルは? 

このドラマは野島伸司さんのオリジナル作品です。元々は「度が過ぎる、女の子たちの曖昧な関係」を描くつもりでいたのですが、

今時の女の子を描いているうちに、じゃれ合ってキスをしたり、抱き合ったり・・・。結局「同性愛」を描いていく方向性になったのですが

 

あくまでも、この作品は「同性愛者」をテーマにして正面から描くつもりはなく、立ち位置は【コメディードラマ】ということで作られました。

しかし、女の子同士のふれあいの延長線上なので、丁寧に描くことを大切にされて出来上がったのが、「百合だのかんだの」です。

 

ツイッターの反応は?ドラマの感想は?

では実際にドラマを見た方の感想はどうでしょう?最近逆の「BL」ドラマがブームなので抵抗なく、見る人も多いと思うのですが・・・。

 

ちなみに「ヘテロ」とはギリシャ語から来ていて、「異性に対して恋愛感情や、性的感情を持つ人」を意味します。

こう書くと「ノーマル」と見えますが、もし自分自身の性に違和感を覚えていたら!?女性として性を受けたけど、認識は「男性」であれば

 

【異性に恋愛感情を持つ】は外から見ると違う意味になります。外見は女性が、女性に恋愛感情を持っているのです。

【LGTB】といって、性の多様性が今世界的に言われていますが、実は当事者以外は知らないこともおおいのですね。

 

まとめ

・脚本家は社会的問題を多く取り上げてきた野島伸司さんオリジナル

・タイトルの意味は主人公の百合が、レズビアンを指す「百合」の友達海里との交流を描いたことから来ている。

・モデルはいません。今時の女の子同士のふれあいの延長線上に、性的ふれあいを描いた作品にしたかった。

・Twitterでは、このドラマで「百合」という存在に偏見を持たれることを、危惧する意見が多い。

 

ゲイは「BL」としてジャンルを確立し、「おっさんずラブ」、「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい

ポルノグラフティー」「窮鼠はチーズの夢を見る」など、多く存在し、一種の芸術ともとらえられていますが

 

レズビアンの世界観をしっかりと描いた作品はまだ少ない。それはそれだけ【繊細】な部分を持ち合わせているからでしょうか。

 

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