池井戸潤さん原作の「鉄の骨」、NHKでドラマ化され、韓国でリメイクもされた後、WOWOWでドラマ化されている話題作です。

今回はこのタイトル「鉄の骨」の意味について調べていきたいと思います。これは実際に起きた大手ゼネコン5社

 

談合が題材となっています。

 

ドラマ【鉄の骨】原作や脚本は?元ネタやモデルは? 

ではドラマ化などに伴い原作、脚本を見ていきましょう。

 

 原作や脚本は?

原作は池井戸潤さん原作の「鉄の骨」です。文芸誌に連載された後、文庫本化され、大ヒットしました。

そして、映像化されたの3回。1度目は小池徹平さん主演でNHKです。このときの脚本は西岡琢也さんです。

生年月日 1956年5月27日

出身地 京都府

1979年デビュー

・文化庁芸術祭テレビ部門ドラマの部優秀賞

ギャラクシー賞最優秀賞等を受賞。

 

2度目の映像化は、韓国でのリメイク版でした。この時の日本語タイトルは「太陽の都市」でした。

3度目の映像化は、神木隆之介さん主演のWOWOWでのドラマ化です。この時の脚本は前川洋一さんでした。

生年月日 1958年12月8日

出身地 東京都

1993年デビュー

読売ゴールデンシナリオ賞優秀賞を受賞

第28回放送文化基金賞テレビドラマ賞受賞

 

元ネタやモデルは?

元になった事件は、2006年に間組が自首して明らかになった、名古屋市の地下鉄工事をめぐる談合事件です。

清水建設、鹿島建設、前田建設、奥村組、大林組の5社が、地下鉄工事入札を巡り『談合』をしていいたという事件です。

 

鉄の骨の原作について!ツイッターの反応は?

では原作やタイトルについて触れていきたいと思います。

 

鉄の骨の原作について!

建築科を卒業して、建物を建てたい!!という意思を持ち、平太は大手のゼネコンの入社試験に挑戦するが、

軒並み不採用となり、中堅のゼネコン会社に入社することになりました。そして4年現場で経験を積み、

 

業務課への異動を言い渡されましたが、本来と違う職種に戸惑う上に、業務課は「談合課」と呼ばれる部署だと知りました。

それはいけないことだとわかっていながらも、平太は『必要悪』と言われながら、何億円規模の談合に手を染めていくのです。

 

ツイッターの反応は?

談合して、それぞれの得意分野へ工事受注を振り分ける。それは必要なことなのかもしれないが、

その談合に参加せず、入札した建設会社の立場はどうなるのか!?

 

まとめ

・NHK版の脚本は西岡琢也さん、WOWOW版の脚本は前川洋一さん

・モデルとなったのは、実際に起きた名古屋の地下鉄工事の談合事件

・建築物を作りたい!と中堅ゼネコンに入社した平太。必要悪と言われながらも談合に手を染めていく

・Twitterでは、それぞれの原作、映像化の感想が異なっている。が、よい原作というのは共通している。

 

「談合」は必要悪と言われ、今まで何度もニュースで見てきましたが、「鉄の骨」というタイトルはゼネコンが得意とする

鉄を使った工事のことを示しているのか?地下鉄工事で路線を伸ばすため、鉄のレールを意味しているのか!?

 

もしかしたら、熱い志を持って入社した平太の気持ちなのかもしれない。その鉄の心も「必要悪」へ飲み込まれていく。

 

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