白川紺子さん原作の「後宮の烏」、10月1日よりアニメが放送されることでも話題となっていますね。

現在コミックは7巻まで発売されているようですが、「後宮の烏」とはどういった意味合いでつけられたタイトルなのでしょうか!?

 

特に「烏」という言葉が耳に残りますね。今回はタイトルの意味を調べてみます。

 

【後宮の烏】タイトルの意味や由来は? 

ではまず原作者について調べてみましょう。

 

【後宮の烏】原作者について?

ペンネーム 白川紺子(しらかわこうこ)

誕生日 2月8日

出身地 三重県

出身校 同志社大学文学部

デビュー 2013年

デビュー作 「嘘つきなレディー」

受賞歴 154回Cobalt短編小説新人賞 入選
    2012年度ロマン大賞 受賞

「サカナ日和」にて、2011年2月に154回Cobalt短編小説新人賞 入選し、その後「嘘つきな五月女王」を改題し、

「嘘つきなレディー~五月祭の求婚~」として2013年にデビューをした。

 

その後は順調に作品を発表し続け、

  • リリー骨董店の白雪姫シリーズ
  • 下鴨アンティークシリーズ
  • 契約結婚はじめました。シリーズ

などが発売されている。

 

【後宮の烏】タイトルの意味や由来は?

タイトルでまず気になるのが、「後宮」ですね。「後宮」の意味について調べると、后妃」が住む場所とあり、

一般的には男子禁制というイメージがあるが、『源氏物語』や『枕草子』などでは、男性も頻繁に出入りしているようです。

 

完全な男子禁制となったのは江戸時代に入ってからと言われています。そしてここに住むことが許されるのは

皇后、中宮、女御、更衣(12名)、御息所、御匣殿、尚侍(2名)、典侍と日本では決められていた。

 

しかし、「後宮の烏」ではキャラクターの名前が名字一文字であることから、中国ないしは韓国などのことを指していると思われます。

しかし、中国などでは時代により、「後宮」に住むことが許される役職がかわっているので、いつの時代かははっきりしません。

 

それでも、日本のように、階級の高い人物の住まいということは共通しているようです。

そして、次に「烏」ですが、公式Twitterで発表されているのは、「白い烏」です。この白い烏にどのような意味があるのでしょうか!?

「白い烏」は吉兆を表す存在として、日本では語らており、神話にも登場していますが、中国でも神聖な動物として、あがめられているようです。

 

ということは「後宮」に吉兆をもたらした、女性の話しということになるのでしょうか!?

 

【後宮の烏】元ネタやモデルはいるの? 

では次にモデルについて調べてみます。

 

【後宮の烏】元ネタやモデルは? 

特に「モデル」はないようですが、舞台はやはり中国のようです。「後宮」に住むと言われる、不思議な女性がモデルとなっており、

彼女は夜伽という、高貴な男性と夜を共にすることもなく、ひっそりと一人で暮らしており、

 

「烏妃」(うひ)と呼ばれていますが、その姿を見たものはなく、あるものによれば「少女」

あるものによれば「老婆」と印象も全く違いますが、失せ物を探してくれたり、人々の願いを何でも聞き入れてくれる「妃」です。

 

しかし、その願いが歴史の禁忌に触れていってしまうのです。

 

ツイッターの反応は?

読んだ皆さんはその世界観にあっという間に、引き込まれていくようですね。皇帝などが登場する話は難しそうだな。と思いますが、

この話はキレイにまとめられて、読みやすそうですね。そして、「禁忌に触れる」とあったので、心配しましたが、

 

ラストはとてもよい終わり方のようで安心しました。やはり、吉兆をもたらす女性だったのでしょうか。

 

まとめ

・作者は白川紺子さん。2013年にデビューし人気シリーズが多い

・タイトルの意味としては「後宮」に住む「烏妃」と呼ばれる、謎の女性をモデルにしている

・元ネタはないようですが、キャラクターの名前や時代などから中国の「後宮」がモデルか!?

・Twitterでは読んでよかった。という感想が多く見られた。

 

歴史が絡んでくると、一気に難しい物語に見えてしまいますが、Twitterの感想を見てみると、歴史が苦手でも

すんなりと入り込める世界観がありそうですね。また10月からのアニメも楽しみです。

 

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