飯豊まりえさん主演で始まった刑事ドラマですが、今までの刑事ドラマと一風変わった様相を呈しています。

通常の事情聴取ではなく、朱梨が部屋に入り、被疑者に話しかけると、クレヨンを手に取り、様々な模様を書き出すのです。

 

訳アリで、警視庁から来たと思われていた、風早は「東神奈川署」の「強行班係」を監視する役目を持っていました。

 

【オクトー~感情捜査官 心野朱梨~】タイトルの意味や由来は? 

【オクトー~感情捜査官 心野朱梨~】原作や脚本家は?

このドラマに原作はありません。脚本家のオリジナルとなります。担当するのは、三浦駿斗さんと、
橋本夏さんのお二人です。

三浦駿斗さんは今までも刑事モノや推理モノを担当している脚本家さんです。

  • 99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE (2021年)
  • 執事 西園寺の名推理2 (2019年)
  • スキャンダル専門弁護士 QUEEN (2019年)
  • 沈黙法廷 (2017年)
  • 警視庁いきもの係 (2017年)

こうしてみると、「得意分野」のように見えますね。そこにどうオリジナル色を入れてくるのか楽しみです。

 

橋本夏さんは逆にまだデビューして間もない脚本家さんです。

  • 恋に無駄口(2022年)
  • ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○(2022年)
  • 守護霊の田中さん [ラジオドラマ](2000年)

「ゴシップ」が今回の脚本の役に立ちそうですね。人の心が理解できない編集者を描いた「ゴシップ」と

真逆の、人の心が「色で見えてしまう」刑事。どう映像化されるのか楽しみです。

 

【オクトー~感情捜査官 心野朱梨~】タイトルの意味や由来は?

「オクトー」はドラマ内で、風早が朱梨を追って病院へ行ったとき、朱梨の担当医に説明を受けていましたね。

ロバート・プルチックはアメリカの心理学者ですが、彼が1980年に提唱したのが「オクトー」です。

 

人の感情は原色の「赤・青・黄」が混ぜ合わさり出来ており、多種多様な感情を生み出しています。

感情の基本は「喜び・信頼・恐れ・驚き・悲しみ・嫌悪・怒り・期待」の8つ。この8つのラテン語が「オクトー」と言います。

 

1話でも朱梨が、少女から「期待」の感情しか読み取れずに、混乱していましたね。でも、再度逮捕された彼女からは、「後悔」が見えていました。

 

【オクトー~感情捜査官 心野朱梨~】元ネタやモデルはいるの?

人と目が合うと、その人の感情の「色が見えてしまう」そんなモデルはいるのでしょうか!?

 

【オクトー~感情捜査官 心野朱梨~】元ネタやモデルは?

アメリカの心理学者ブルチックが提唱したのは、人には8つの感情があり、それぞれがまじりあい、無限の色を生み出していることでした。

これを、「感情の輪」と呼び、隣り合う色と共鳴する場合もあれば、一つ置いて2つ目の色とまじりあうこともあります。

 

そして、それぞれの感情は「喜び・信頼・恐れ・驚き・悲しみ・嫌悪・怒り・期待」から色づくづくられていますが、

その感情は正反対を示しているのです。

 

・喜び⇔悲しみ

・信頼⇔嫌悪

・恐れ⇔怒り

・驚き⇔期待

時としてこの色も、正反対でまじりあうことがあるのです。ただプルチックが提唱したのは、感情の色の輪であり、

その色が目に見える。ということは言っていません。そのため、ドラマオリジナルの設定のようです。

 

朱梨が時々思い出す、人に取り囲まれた車に乗り込み、目をふさぐシーンと、病室で感情を表さない姉。

それは朱梨が「感情が見える」ようになったきっかけだったのかもしれません。

ツイッターの反応は?

刑事ドラマには「定番」と言われるものが存在します。それは「season〇」まで続くような、定番中の定番ですが、

その中で、どうやって「異色の刑事ドラマ」を作り出し、注目されるか!?まさに「オクトー」はそんなドラマになると思います。

 

まとめ

・「オクトー」に原作はない。2人の脚本家のオリジナル作品

・「オクトー」はアメリカの心理学者プルチックが提唱した「感情の輪」がもとになっている

・モデルとしては存在しないが、プルチックの感情の輪が見えたら面白いだろうという着眼点!?

・Twitterではいままでにない、形のドラマに期待をしている

 

人の目を見ると「色が見えすぎて疲れてしまう」、朱梨は足での調査は苦手ですが、対象者が一人になれば、

その人の目に注目して、どの質問の時に、どの色がどんなふうに散らばっていったのか!?を絵にしています。

 

そして、それが「検挙数ナンバー1」に輝く秘密でもあるのです。風早が朱梨をどのように理解していくのか楽しみですね。

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