秋元康さん原案で始まった、2021年10月からのドラマ「真犯人フラグ」こちらは2クールでの放送となり、来年の1月からも引き続き放送が予定されています。

何の変哲もない、平凡で幸せいっぱいの家族。でもある日突然妻と、2人の子供が行方不明になり、夫の勤務先に大きな段ボールが届いた。

 

差出人は夫自身。身に覚えのない大きな箱を開けると、そこには冷凍された青いユニフォームを着た男の子らしき姿が・・・。一体このドラマのタイトルの意味とは!?

 

【真犯人フラグ】タイトルの意味や由来は?

このドラマの原案は「あなたの番です」で【考察】ブームを起こした秋元康さんです。

 

【真犯人フラグ】原案は秋元康さん

秋元康さんと言えば、「AKB48」などアイドルのプロデューサーとしても有名ですが、元は大学在学中に、ラジオに企画を送り「放送作家」となったのが始まりです。

そこから番組のプロデュースの中で、現役の高校生が放課後の【部活】感覚で活動する「おニャン子クラブ」を大ヒットさせ、その中のメンバーの方とご結婚されています。

 

その他にも実業家として、飲食店を経営している話も以前はありましたが、今はどうでしょう・・・。しかし、秋元康さんの活動はとどまることを知りません。

一時期「小室ファミリー」が接見し、つんく♂プロデュースのアイドルが出てきた頃には、あまり音楽のプロデューサーとしては、名前は上がることはありませんでしたが、

 

放送作家としては活動を続け、様々なバラエティー番組を生み出しています。そして、2019年に2クール放送で話題となった「あなたの番です」

これは【交換殺人】をマンションの住民が提案し、それぞれが殺したいと思う相手を紙に書き、ランダムに引き当て「殺害」する。

 

そうなると、被害者と加害者に接点がないので、逮捕される確率はひくいのではないのか!?という話しをし、実際にゲームがスタートしたかのように見えました。

しかし、実は複雑に入り組んでおり、2つの殺人が同時に怒ることで、「真犯人」がわからなくなる。という者でした。ここで起きたのが「考察ブーム」です。

 

そして、話題となったのが、ドラマのビジュアルで「隠されているキャラクター」がいる。それが一体どういう役割を果たすのか?

今回も「日テレ」のロゴや【塗りつぶし】により、誰かが隠されており、同じようなポスターに見えても、何パターンか存在し、

 

すべてがどこか違うという謎に満ちた仕掛けがあります。秋元康さんはどんな意図でこのようなドラマを考えたのでしょうか!?

 

【真犯人フラグ】タイトルの意味や由来は?

このドラマは「あなたの番です」の製作チームで構成されています。その時にSNSで誰が何をして、誰が誰を殺したのか!?様々な考察が行われました。

ネットでは、毎日、実際に起きた事件の“捜査会議”が行われています。「絶対に◯◯が犯人だと思う」根拠がなくても、それぞれの理屈で“犯人探し”が展開されるわけです。いくつかの条件を満たしただけで、『真犯人フラグ』を立てられた人はいい迷惑でしょう。
身の潔白を証明するためには真犯人を見つけるしかありません。
さぁ、あなたは、誰に『真犯人フラグ』を立てますか?

出典:キャスト・スタッフ|真犯人フラグ|日本テレビ (ntv.co.jp)

このように原案者の秋元康さんは語っています。このドラマは元々が「視聴者」が【真犯人】を見つけるためのドラマなのです。

考察を繰り返し、根拠を探し、この人だと思う人に「フラグ(旗)」を立てる。公式HPの相関図を見るとわかるように、番号の旗が立っています。

 

これは今のところ、ドラマ側が「立てたフラグ」です。しかし、今後物語が進むにつれ、ストーリーの流れから、視聴者が真犯人にフラグを立てていくのです。

おそらく40名のキャストがいます。キャストとして名前が挙がっているのは39名ですが、ポスターで1人隠れているので、名前は公表していないはずです。

 

その中から、「あなたなら誰にフラグを立てますか?」と、一種の秋元康さんから、視聴者への挑戦状のようなドラマですね。

 

【真犯人フラグ】元ネタやモデルはいるの?

このドラマには原作はありませんが、どのようにこのドラマがうまれたのでしょうか?

【真犯人フラグ】の元ネタやモデルは? 

このドラマの元になったのは「あなたの番です」ではないでしょうか!?ほとんどのドラマが1クールでの放送。およそ全10話で終わる中、

前半、後半と別れ、しかも前半の最後に主役である1人が殺害される。しかもその人物は誰も、あの「交換殺人」の紙に名前を書いていない。

 

と、いうことは「交換殺人」の裏に隠れて、もうひとつの本当の【殺人事件】が起きているのではないのだろうか!?と、

ドラマが放送されるたびに、真犯人は誰かSNS上で考察が繰り返されました。その影響から、このドラマは視聴者自身が「犯人を見つけ出す」意図で作られたのではないでしょうか。

 

前半でおおよその【真犯人】を絞り込ませ、その数人の中から本当の真犯人は誰なのか、後半で再びフラグを絞っていく、新感覚ドラマとなるのでしょう。

 

ツイッターの反応は?ドラマの感想は?

このようにすでに「手掛かりになりそうな素材」を視聴者は集めて、考察をしています。これがまさに秋元康さんが創り出したかった、ドラマの形ではないでしょうか!?

 

まとめ

・「真犯人フラグ」の原案は「あな番」で考察ブームを起こした秋元康さん

・原案は秋元康さん。SNSで誰もが「犯人を探せる」時代にマッチしたドラマ

・元ネタは「あな番」での考察合戦ではないでしょうか!?なんの根拠もなく消えた家族を視聴者が探し出す。

・Twitterではすでに、ドラマや公式HPから「真犯人」につながりそうな情報収集が始まっている。

 

いつも「時代」の先端を行く秋元康さんらしい、ドラマの校正ではないでしょうか!?今まで、視聴者が「フラグ」を自ら立てるドラマなどあったでしょうか!?

そして、再び隠れているキャラクター。今回はそのキャラクターがどんな鍵を握っているのでしょうね。

 

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