2021年4月15日から、Netfilixで配信開始された水原希子さんと、さとうほなみさんW主演の「彼女」

この映画には原作があり、『羣青』というタイトルで、全3巻は発売されています。

 

今回は、この原作やタイトルの由来、また、原作者はどんな方なのか!?お伝えします。

彼女の原作【羣青】読み方やタイトルの意味や由来は?

Netfilixの映画「彼女」の原作は中村珍さんの【羣青】です。

彼女の原作【羣青】読み方は?原作者のプロフィール

【羣青】

見慣れない漢字ですね。『ぐんじょう』と読みます。ぐんじょうと言えば【群青】と書くのが一般的です。

青系の色を指す言葉ですが、なぜ【羣青】としたのでしょうか!?

 

中村珍プロフィール

名前 中村珍(なかむらちん)

別名 中村キヨ

生年月日 1985年6月2日

出身地 長野県

性別 女性

出身校 専修学校マルチメディアアート学園

職業 漫画家・イラストレーター

 

2007年に「恋しらに」で第47階ちばてつや一般部門佳作に入選、その後もヤングジャンプなどでも賞を受賞する。

『羣青』は2007年から「モーニング2」にて連載開始、そして、2009年担当者とのトラブルにより6月に連載打ち切り

その後、2010年「月刊IKKI」にて連載を再開し、3巻のコミックにまとめられる。

若干22歳の若さで、この作品を書き上げる実力は絶賛された。

彼女の原作【羣青】タイトルの意味や由来は?

気になる原作「羣青」のタイトルの意味ですが、まず一文字ずつ意味を理解していきましょう。

「ぐん」は【群れる】という意味です。

 

「じょう」は青と言う意味もありますが、つゆくさを指すこともあります。

つゆ草の花ことばは「懐かしい関係」となっています。

 

そして、大切なのはもうひとつ。この物語の始まりとなる夫のDV「メガネ」は体中に「青アザ」を持っているのです。

そして、一晩「レズさん」に体を許すことで夫を殺害してもらうのです。

 

この二つの文字が合わさることにより、「昔馴染みの関係者同士が群れになる」と取れるのではないでしょうか!?

 

夫のDVから逃れるため、昔から自分のことを好きだった「レズビアン」の友人に殺害を依頼

2人の逃避行が始まるのです。まさに「羣青」という原作のタイトルはふさわしいのではないでしょうか!?

彼女の原作【羣青】元ネタやモデルはいるの?

あまりにも「リアリティー」を感じる作品のためか、モデルがあるのでは!?と思われています。

彼女の原作【羣青】元ネタやモデルは?

この物語に元ネタやモデルはいないようです。主要なキャストでさえ人名ではなく、通称で呼ばれています

しかし、中にはやけに具体的に住所まで登場する人物がいたり、嫌にリアリティーを感じさせるのです。

 

そして、人物の設定も「メガネ」は父からも夫からもDVを受けながら育った典型的な貧乏な家庭の女性

「レズさん」はお金持ちの家のお嬢様で、何不自由なく暮らしてきた女性だが、幼い頃から自分の同性愛に気付いていた

 

そして、更にリアリティを感じさせるのが、登場人物が愛用する【車】です。

  • BMW645Ci
  • メルセデス・ベンツCLS550
  • フォード・マスタングGT

実在しそうな人物像に、実在する車をくみあわせることにより、よりリアリティーを感じさせます。

ツイッターの反応や映画の感想は?

たまたまNetfilixで「彼女」を見てから、原作を読んでみた人や、たまたま「彼女」を見ていて、

「羣青」に似ていると思ったら、原作と気づいたり。タイトルが違うので、わからなかった人もいたようです。

 

そして、SNSの声の中では、水原希子の大胆な演技が評判を呼んだようです。

まとめ

・【羣青】は「ぐんじょう」と読む。意味的には「群青」と同じ

・原作者は中村珍、大胆な構図からは予想できない女性。

・タイトルの意味は主婦が旧友のレズビアンに殺害を依頼することで逃避行が始まる

・元ネタなどはないが、モデルがあるように感じさせるリアリティがある

・SNSでは水原希子の大胆な演技に注目!

 

DVからのがれるために、自分を好きだと自覚している「レズさん」を利用して、2人で逃げる。

ある意味自分勝手であり、ある意味レズさんの願いが叶い、メガネさんと一緒にいることができる幸せ。

 

とても意味深い作品だと思います。

 

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