元SMAPのメンバー香取慎吾さんが、久々の地上波ドラマ主演ということでも話題を呼んだこのドラマ。
テレビ東京で2021年1月25日から放送がスタートした「アノニマス~警視庁‘指殺人‘対策室~」
もう、今や誰でもインターネットを見て、自由に「書き込みができる」ことから、それは事件に発展することもあります。
今回は、このドラマのタイトルの意味などについて調べてみます。
ドラマ【アノニマス】タイトルの意味や由来は?
「アノニマス」聞きなれない言葉ですね。でもサブタイトルの意味は深いですよね。
ドラマ【アノニマス】タイトルの意味や由来は?
「アノニマス」とは英語の【Anonymous】です。意味は<匿名>です。
このドラマのサブタイトルに【指殺人】とあります。これはSNSを使った誹謗中傷などを意味します。
スマホやパソコンなど、指で文字を打ち込み【匿名】で特定の人物を誹謗中傷することで、
時には事件に発展したり、時には誹謗中傷に悩み、不特定多数の匿名の自分物から【自殺】に追い込まれるまで、精神を病むことも珍しくありません。
そういったことから、日本語で【匿名】とするよりも、【アノニマス】とした方が、視聴者にインパクトを与え
自分は【匿名】の書き込みをしたつもりでも、それを突き詰め『犯人を特定』できるということを知らしめるため、
あえて、ちょっとわかりづらいタイトルにし、ドラマを視聴することで事の重大性に目を向けさせるのではないでしょうか!?
元ネタやモデルはあるの?
ドラマの公式サイトを見ても『モデル』については表記されていません。
しかし、日本はネット上で【匿名】とする割合が他国よりもはるかに多く、約7割が【匿名】を名乗ります。
そして、【匿名】だから誰が書いたかわからないだろう。と、一人が誰かを誹謗中傷すると、
それを見た別の人物もそれにのり、誹謗中傷するようなコメントを書き込み、対象者を追いつめていきます。
実際に、SNSの誹謗中傷によるとみられる、「自殺」は悲しいことにあとを絶たない現実があります。
ドラマのモデルはまさに今の日本のネット社会ではないかと思います。実際に公式HPのプロデューサーコメントに
『もしも、SNSの誹謗中傷問題を専門に捜査する部署が新設されたら?』
とあります。今のこの時代をモデルにし、もしそれを専門的に扱う分野があれば、この世界はもっと生きやすくなるかもしれません。
ドラマ【アノニマス】原作や脚本は?
では次にこのドラマに関係する脚本家さんなどについて見ていきましょう。
ドラマ【アノニマス】原作や脚本は?
実際に「アノニマス」というタイトルのコミックが販売されています。
https://books.rakuten.co.jp/rb/5682543/?l-id=search-c-item-text-15
しかし、このドラマとの関連性は薄いと思われます。しかし【匿名】という意味では、このドラマに通じるところはあります。
このドラマの脚本を担当する方は3名いらっしゃいます。
・小峯裕之
- スーツ
- 砂の器
- 時効警察始めました
- ヒモメン
- 家政婦のミタゾノ
・玉田真也
- シェアハウス
脚本家メインではなく、俳優業や演出なども手掛けています。
・入江信吾
- 相棒シリーズ
- 警視庁捜査一課9係シリーズ
- 医療捜査官 財前一二三
3人がそれぞれ脚本を担当することで、様々な【匿名】による事件がえがかれるのかもしれませんね。
濱谷晃一さん作品とは?
プロデューサーを務めるのが、濱谷晃一さんです。先ほどコメントを紹介させていただきましたが、
テレビ東京へ入社してからずっと【ドラマ制作】を希望し続けていましたが、バラエティー番組担当でした。
しかし、「ドラマ担当の希望」を提出してもなかなか通らず、9年間違う部門で働きました。
その時すでに30代半ばでしたが、いつでも「ドラマ部門」へ行けるように20代の頃に【シナリオの専門学校】へ通い出します。
それは、もしこのまま「ドラマ制作」ができなかったら、このまま「バラエティーで終わってしまう」焦りもあり
自分でシナリオを書いて、企画を出せばドラマ部門へ異動できるのでは!?というかすかな期待もあったようです。
それと並行しバラエティーの仕事でも、アイデアをシナリオのように書き出し、ストーリー仕立てにして見るなど
ドラマへの情熱を失わず、やっとテレビ東京に【ドラマ枠】が増え始めたことで願いが叶います。
そういった努力があってこそ、確かに今テレビ東京のドラマは注目される作品が多くあり、
この企画も濱谷さんの思いで、オリジナルの構想を経てドラマ化にたどりつきました。
まとめ
・アノニマスの意味は「匿名」
・元ネタは現代の日本
・脚本家は3人
・プロデューサーについて
プロデューサーの強いメッセージがこもったこのドラマで、香取慎吾さんが地上波復帰を果たすということは
とても大きな意味合いがあると思います。香取慎吾さんのドラマを待ち望んでいた多くのファンがいることや
負担からニュースで「匿名による誹謗中傷」と報道されることなどから、視聴する年齢層が広がっているのではないでしょうか。