「サンクチュアリ_聖域」は日本が「Netflix」で制作し、2023年5月4日より前世界配信をおこなっているドラマです。
物語の軸となっているのは、「日本の大相撲」が舞台となっており、主演の一ノ瀬ワタルさんは、1年にわたり
肉体改造や実際に相撲の稽古をつけてもらったりと、役作りに励んできました。今回はこのドラマについて調べてみます。
サンクチュアリ 聖域のタイトルの意味や由来は?元ネタやモデルはあるの?
#サンクチュアリ
前評価通り、内容は面白い。
なにより、推し力士の猿谷役の方、こちらが俳優デビュー作と知り驚いた。
染谷将太が化け物級の演技力なのはもちろん、主役や主要力士さんたちにアッパレ。 pic.twitter.com/j58b94DQ66— tottochan (@aimin55555) May 24, 2023
ではこの「サンクチュアリ-聖域-」に原作はあるのでしょうか!?
サンクチュアリ 聖域のタイトルの意味や由来は?
まず「サンクチュアリ」本来の意味ですが、中世のヨーロッパまでさかのぼります。そこは国王の権力も及ばない「聖域」
つまり「隠れ家」や「聖堂」「神殿」などが挙げられます。つまりこのタイトルでは、「聖域」を2度言っているということになります。
確かに、相撲は神聖なスポーツです。「日本のもの」と思われがちですが、その起源は5000年前の古代バビロニアのカファジェ遺跡から、
戦う人の人形が発見されていたり、2500年前のナイル川付近の壁画には、相撲によく似た戦いの姿を描いた絵が発見されています。
ちなみに、今の相撲界では「モンゴル力士」が多いことから、モンゴル相撲と言って、日本の相撲によく似た競技があることは周知の事実でしょう。
そして、その「土俵」には日本では女性が立ち入ることはできません。そこは男性が立ち入る「神聖な場所」です。
原作や脚本は?
この「サンクチュアリ-聖域-」は『完全オリジナルストーリー』です。脚本は金沢知樹さんが担当されています。
元々は「お笑い芸人」でしたが、その後「構成作家」や「脚本家」として活動しています。
構成作家として、フジテレビで人気を博した「笑う犬シリーズ」や、ドラマの脚本では「半沢直樹」を担当しています。
「サンクチュアリ-聖域-」を実際に視聴された方が、「面白すぎる!!」という感想を漏らすには、脚本の構成が
元お笑い芸人ならではの「テイスト」で描かれているからではないのでしょうか!?しかし「聖域」が笑えるとは。
一見ストーリーだけ読むと、不良青年が更生していき、相撲の世界で成り上がっていくという、ごくありふれたストーリーのようですが。
元ネタやモデルはあるの?他におすすめの相撲映画は?
今新宿を歩いてたら、前を歩いてる人がサンクチュアリの話をしてた‼️すごいことやなぁー‼️俺には気がついてくれないけど(笑) pic.twitter.com/2SCfYbBT2k
— 水口剛 (@osumougucci) May 23, 2023
日本の相撲が全世界配信!しかも主演の俳優さんはこれがデビュー!!
元ネタやモデルはあるの?
「サンクチュアリ-聖域-」には元ネタはありません。しかし、「両国駅」にこのドラマの巨大広告が設置されました。
全長約25メートル、高さ約2・8メートルの巨大広告はSNSでも話題となっており、夏場所の千秋楽まで飾られました。
そこには、以前とは異なり看板力士が存在しない今、日本の相撲はかなり下火になっているスポーツでもあります。
そこにこの「広告」を持ってくることで、話のネタにしてもらい、作品をぜひ見てほしいという制作チームの思いが込められています。
しかも、絶対に「無視」できない「3番ホーム」に設置することで、SNSで話題を呼び、さらに作品を認知してもらい、
日本の相撲にもう一度目を向けるよい機会になれば。という狙いもあるようです。しかし、実際にモデルはいませんが、
ストーリーを見ていると、本当に「モデルが実在するのでは!?」と思ってしまいますね。
他におすすめの相撲映画は?
相撲道~サムライを継ぐ者たち~
2020年に公開されたドキュメンタリー映画です。1500年という長き時を経て「国技」となった相撲。
境川部屋と高田川部屋に実際に密着取材を行い、力士たちの日常を描いています。
しこふんじゃった
周防正行監督の「カツベン」も面白そうだけど、
昔の「しこふんじゃった」は面白かったなぁもっくんが相撲部を盛り上げようと奮闘する。#周防正行#しこふんじゃった#映画好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/z1PKDSawaU
— マリモ☘️ (@marimokirari) January 2, 2020
この映画は本木雅弘さんが主演して話題になりましたね。ひょんなことから弱小相撲部に入部することになった
大学生の生活をコメディタッチで描いています。
ちゃんこ
大学の廃部寸前の「相撲部」そこに現れたのが、女子大学生と、海外からの留学生。
広島の大学で実際に会った、相撲部再生のストーリーが映画になりました。
まとめ
・「サンクチュアリ」は聖域を表す。相撲も聖域の世界
・脚本は元お笑い芸人の金沢知樹さん
・実在するモデルはいませんが、「両国駅」の巨大看板が話題に
・おすすめの「相撲映画」2本はドキュメンタリーと実話
そういえば日本の「国技」って『相撲』だったなぁ。と思いだす1作ですね。サッカーや野球に押され気味で、
モンゴル力士の強さに、「相撲」を忘れかけている方も多いから、この作品が生まれたのかもしれません。