森下suuという女性2人組によるユニット作品「ゆびさきと恋々」は、2024年1月からTOKYO-MX系にて、

アニメ放送が予定されています。今回はその内容から、タイトルの由来をさぐっていきたいとおもいます。

 

作品が発表されたのは、2020年ですが書籍などは360万部を突破し、今注目されている作品となります。

 

【ゆびさきと恋々】タイトルの意味や由来は? 

では原作者から見ていきます。

 

【ゆびさきと恋々】原作者は? 

実は「森下suu」について、プライベートな情報はほとんど表に出ていません。わかっているのは、

宮崎県出身の女性2人のユニットであり、原作担当のマキロと、作画担当のなちやんからなっていることです。

 

そして、ユニットを結成したのは2009年5月21日。ということです。2人の第1作目の作品は、

「マーガレット」が開催している『第57回NEWまんがゼミナール」にて、第1位期待賞を受賞しています。

 

そこから、作品の投稿は続きますが、実際に漫画家としてデビューしたのは、4作目の「あのて、このて」です。

デビューは2010年ですが、大きく注目されるようになったのは、2020年に発表された「ゆびさきと恋々」です。

 

この作品は、

  • 次にくるマンガ大賞2020』コミックス部門17位入賞
  • 第11回『an・anマンガ大賞』において大賞
  • ebookjapanマンガ大賞2021』にノミネート
  • 第45回講談社漫画賞少女部門にノミネート
  • 第46回講談社漫画賞少女部門にノミネート
  • 第68回小学館漫画賞少女向け部門にノミネート

と、多くの注目を浴びており、書籍は現在「デザート」に連載中ですが、すでに書籍は360万部を売り上げています。

 

【ゆびさきと恋々】タイトルの意味や由来は?

作品には雪という女性が登場しますが、彼女は「聴覚障害」を持っており、手話で日常会話をします。

しかし、彼女は見た目はわからないので、外国人観光客に「道案内」を頼まれ困ってしまいました

 

それを助けたのが、同じ大学生の逸臣でした。2人が再会し「手話」を通して、お互いの気持ちを通じ合わせ

静かに恋をはぐくんでいくことが、このストーリーの大きな軸となっています。しかし、雪は「障害者」ではなく、

 

「1人の女性」として描かれているのが、この作品の特徴でもあります。そんな2人が指を使った「手話」で恋をはぐくむことから、

タイトルが「ゆびさきと恋々」となったのでしょう。「ゆびさき」は手話。「恋々」は2人の恋の行方とみていいでしょう。

 

【ゆびさきと恋々】元ネタやモデルはいるの? 

ではモデルはいるのでしょうか!?

 

【ゆびさきと恋々】元ネタやモデルはあるの? 

「ゆびさきと恋々」にモデルや、元ネタは存在するのでしょうか!?聴覚障害など、「障害者」がテーマとなった

漫画は多く存在していますが、多くの場合「障害者」と「健常者」が線引きされてしまうように描かれています。

 

しかし、この作品については「雪」という1人の女性としての描写が細かく、手話や口話でやり取りをする場面がより鮮明に描かれています。

これにより、「雪」という女性の心情が、読み手にもよく伝わるように工夫がされているのが、多くの共感を呼ぶ部分だと思います。

 

この作品により「リアリティ」を出すために、九州まで取材に言ったことまではわかっていますが、

九州に「雪」のモデルがいたのか!?手話を漫画に落とし込むことを学びに行ったのかは明らかになっていません。

 

そのため、日常では通り過ぎてしまうような「聴覚障害者」を「普通の女性」として、作者は描きたかったのかもしれません。

 

ツイッター(X)の反応は?

多くの方が「全プレ」の投稿をしています。かなりの競争率だったようで、その人気ぶりがわかります。

 

まとめ

・原作者は2人の女性からなるユニット「森下suu」

・タイトルの由来は「雪」が聴覚障害から手話をつかうこと

・モデルについては九州へ取材に行ったことまでしかわからない

・Twitter(X)では全プレ当選に喜ぶ声が多数。やはり女性の共感を呼んでいる

 

今回は1月からアニメ放送が予定されている、「森下suu」原作の「ゆびさきと恋々」について調べてみました。

聴覚障害者という立場ではなく、「1人の女性の恋」として描かれていることが、多くの共感を呼んでいる。

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