2022年フジテレビの最初の「月9ドラマ」を飾るのは月9、初主演の菅田将暉さん演じる「ミステリと言う勿れ」です。

普通の大学生が、疑問に思うことをしゃべり続けていくストーリーなのですが、その中で事件が解決したり、

 

人々の心を癒していきます。今回はこのドラマの意味を考えてみます。

 

【ミステリと言う勿れ】タイトルの意味や由来は?

このドラマには原作があります。

【ミステリと言う勿れ】原作や脚本は?

原作は「月刊フラワーズ」に連載中の、田村由美さんの「ミステリと言う勿れ」です。「巴がゆく」や「イロメン~十人十色~」などで知られています。

「別冊少女コミックス」から「月刊フラワーズ」にかけて、連載を持ち、シリーズ作など書籍化されているので、

 

他の作品も手に取られた方もいらっしゃるかもしれませんが、実に多彩なジャンルで活躍されています。

一方で、ドラマに欠かせない【脚本】ですが、こちらは相沢友子さんが担当しています。最近では錦戸亮さん主演の「トレース~科捜研の男~」を担当しました。

その他にも「失恋ショコラティエ」や「ビブリア古書堂の事件手帖」の脚本を担当されていました。

 

こちらも、実に多彩なジャンルの脚本を担当されています。

 

【ミステリと言う勿れ】タイトルの意味や由来は?

では、「ミステリと言う勿れ」の意味を考えてみたいと思います。通常【ミステリ】ではなく、【ミステリー】と表記されることが多いのですが、

【ミステリ】の方が響が全体的に良かったのでしょうか!?意味としては

  • 神秘
  • 不思議
  • 推理小説

などを意味していますが、この原作を読む限りでは、「推理小説」という意味合いが強いかもしれません。

 

そして、「勿れ(なかれ)」ですが、これは【禁止】を意味します。つまり、

【この物語を推理小説ととらえるな】という意味になるでしょうか!?

 

物語は久能整が、疑問に思ったことをただ淡々と話しているだけで、周りは事件が解決しているのです。

久能にとっては「事件の推理を述べていない」のです。彼が述べているのは【真実】のみです。

 

そして、もうひとつは田村さん自身が「ミステリーなんて書けない!!」と言った言葉がタイトルに反映されています。

 

【ミステリと言う勿れ】元ネタやモデルはいるの?

ではこのストーリーに「元ネタがそんざいするか」ですが・・・。

【ミステリと言う勿れ】元ネタやモデルは? 

この話しは、淡々と久能が語るのですが、彼の行く先々で様々なことに巻き込まれ、そのたびに【事実】を述べたり、

歴史上こうなったのは、諸説ありますが…。と説明したり、彼の語りが永遠続き周りは飽き飽きしていまい、「うざい!」といわれることもしばしば。

 

しかし、普通の大学生である久能は、知識は人一倍あり、様々なことに精通しています。そのため、ちょっと心に引っ掛かった事。

例えば3巻に出てくる、乳児を世話しながら、家事をする母親の疑似体験を父親がする。という話しは小説家の水木ナオさんが書いた話しです。

 

そのため、重版には脚注が加えられています。それ以外でも「娘が父を避けるのは、近親相姦を避けるための自然な行動」などという事実。

すべて久能が語ることには、ほぼ事実や歴史上の出来事によって、語られています。なのでモデルは、歴史や勉強で得た知識となるでしょうか!?

 

ツイッターの反応は?ドラマの感想は?

まだ1話が舗装されたばかりですが、すでに反響があります。

本当に久能は普通の大学生で、気になったら言葉にしないと気が済まないだけ。それでいて話す内容に男女の差別などない。

だからこそ、読む人、ドラマを見る人の心の腑に落ちる作品に仕上がっていると思います。

まとめ

・原作は田村由美さん、脚本は相沢友子さん

・「これは推理小説ではない」という意味と、作家自身が「ミステリーは描けない」という意味

・ストーリーのモデルとなるのは、歴史上の出来事や、【事実】がメイン

・Twitterの反応は上々!!男女関係なく【事実】を話すのがいい。

 

わたしも原作を読んでいましたが、ただ久能が話し続けるのを、もっともっと読みたくて、【電子書籍】でしたが、

次々と購入してあっという間に読んでしまいました。事件が起きているのに、久能の中ではそれは事件ではなく

 

目の前で起きた「出来事」に過ぎないのがいいですよね。そして、それに対して【事実】だけをたんたんと述べていくと

全てのピースがつながり、事件解決へと導く。痛快!!というストーリーではありませんが、なんだかすっきりと読めるストーリーとなっています。

 

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