小西明日翔原作「春の呪い」が、テレビ東京にて5月22日からドラマ放送されることが決定しました。

全2巻からなり、話数も番外編を入れると10話とかなり読みやすく構成されているようです。

 

今回はこの「春の呪い」のタイトルの意味について調べていきます。

ドラマ【春の呪い】タイトルの意味や由来は?


病死した妹には婚約者がいた。その後姉が婚約者と付き合うことになるのだが・・・。

ドラマ【春の呪い】概要は?

立花春。生まれながらにして親が決めた婚約者がいた。財閥の御曹司柊冬吾

両親は離婚しているのか、肉親と呼べるのは春にとっては姉の夏美だけ。そして夏美は妹をとても愛していた。

 

しかし、若くしてガンに侵された妹は19歳にしてこの世を去ってしまった。

時を同じくして夏美が知らず知らずに惹かれていた男性は、実は妹の婚約者冬吾だったことが分かった。

 

そして、春亡き後二人は付き合うことになるのだが、夏美は春が最期に残した「冬吾さん」

という言葉が耳から離れず、最悪感を抱きつつ付き合いはつづくのだった。

タイトルの意味や由来は?

春は妹の名前です。きっと妹は冬吾のことを愛していたのでしょう。しかし、冬吾は生まれながらにして

すでに親が決めたレールを歩かねばならず、春との婚約も決まっていた。それなりに順調に見えたお付き合いも

 

春が病魔に侵されることにより、徐々に変わり始め、姉の夏美の存在を冬吾が知るころには、

互いに惹かれ合い、春が亡くなると付き合うようになる。

 

しかし、夏美は妹が最期に残した「冬吾さん」という言葉が忘れられない。

亡くなってもなお、冬吾を愛している妹。そんな妹を思いながらも自分の気持ちを抑えきれず付き合う二人

 

そんな二人のことを、春は亡くなってからもなお、どう思っているのか!?

「春の呪い」は季節の春ではなく、妹の名前「春」。亡くなった人物との不思議な三角関係の行方はどうなる!?

 

そして、妹の死後明らかになった、SNSの存在。そこには妹の気持ちが克明に書かれ

「もし自分が死んだら、夏美は冬吾と結婚する。ならば、夏美を地獄へ連れていきたい」まるで呪いのように・・・。

ドラマ【春の呪い】元ネタやモデルはいるの?



この原作コミックに「モデル」はあるのか調べてみましょう。

元ネタやモデルはいるの?

いろいろと調べてみましたが、「モデル」に関しては存在しませんでした。ただ、ストーリー的に

財閥の御曹司が、親の言う婚約者と付き合うことになりますが、実際は姉の夏美に一目ぼれしていて

 

運がいいのかわるいのか、春が若くしてガンでこの世を去ってしまう悲劇に見舞われます。

こういったストーリー展開、【韓流映画】の王道を行くストーリーなので、似たような韓流ドラマを見た。

 

と、言った感想もちらほらありましたが、韓流ドラマといえば財閥の御曹司と、不治の病にかかるヒロインは鉄板ですから

似たような作品はたくさんあると思います。

原作や脚本家について

原作は小西明日翔さんによるコミックですが、原作者【初】の連載作品となっています。

「二人は底辺」という作品を【鉄男】名義でpixivに発表したのち、「春の呪い」を発表しましたが

 

「このマンガがすごい2017」オンナ編で2位を受賞し、次作の「来世は他人がいい」「このマンガがすごい2019」オトコ編8位に選ばれています。

と、いうことで代表作は「来世は他人がいい」はまだ連載中なので、2作品となります。

 

ドラマの脚本については、落合正幸さんが担当します。監督も兼任なので、世界観を大切にドラマ化されるのではないでしょうか!?

落合さんは独特の演出方法でも知られ、フジテレビの「世にも奇妙な物語」の最多監督を務めています。

 

そのため、死後の春の世界観の表現にも期待が集まりそうですね。

監督や脚本家として名を連ねる作品は、なぜか「死」が関係した作品が多いように感じます。

 

私も視聴しましたが、松坂桃李さん主演の「微笑む人」もなんとも言えない独特な世界観がありました。

妻子を溺死に見せかけて殺してしまった男性の、犯行理由「本を置く場所が欲しかった」

 

人は本当にそういう理由で人を殺せるのか・・・。彼の過去を掘り下げていくと、欲しいものは持ち主を殺せば手に入る

という歪んだ感覚を持ち合わせていたのです。

 

ますます、このドラマが原作を経てどのように映像化されるのかとても気になりますね。

まとめ

・ドラマの概要は亡き妹の婚約者と姉が、妹の死後付き合うことになる

・タイトルの由来は、SNSに姉が冬吾と結婚するなら、「地獄へ連れていきたい」と書き込んでいたこと。

・元ネタは存在しませんが、韓流ドラマの王道路線に似ている

・原作者はこの作品が初の連載作品。脚本は「死」の世界観を表現するのに長けた落合さん。

 

母が決めたレールを歩かざるをえねばならないとき、妹ではなく姉に一目ぼれしてしまった男性

そして、愛する妹の足跡を知りたくて、男性と付き合うことにした姉。

 

それはやがて、春が生前思い描いたとおりになっていくのだろうか!?

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